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こまくさ野村は、『その人らしく生き生きと』を合言葉に
介護保険対応の複数の在宅介護サービスを提供する社会福祉事業者です。

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命の終い方について一緒に勉強しませんか

[最終更新日]2016年01月05日

お知らせ クリニック

唐突ですが皆さんはどこでどのように、ご自身のあるいはまた、ご家族の人生の幕引をされるか考えておられますか。

2014年厚生労働省は『人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン』を提示しました。様々なことを配慮斟酌した指針になっております。

しかしながらこれを読んでも、自分の最後に関しての意志をどのように明示し、関わる人々とその意志の内容を共有するために具体的に何をすればよいのかがわかりません。日本はいまだ国民の事前指示が法律的に保証される体制にはありません。けれども少なくとも自分の最後に関しての意志内容を、しっかりと文章化するために色々考える過程そのものが、家族も含めて身近な人と自分の最後の迎え方への思いを共有してもらうための、大切なきっかけになるはずです。そしてそれは確かめられた意志として医療や介護現場でも最大限に尊重されるはずです。

これは今よく言われる"終"とは違います。

生き(逝き)方難民にならないために。死に(逝き)場所難民にならないために医療、介護関与度に関する事前指示書を作成するための勉強会を開催したいと思います。

胃瘻を作るとか作らないとか、人工呼吸器を装着してでも救命、延命を目指すのか目指さないのか、などなど事前に検討することは多岐にわたります。これを自分一人で考えるのはなかなか大変です。

そこでこまくさ野村クリニックでは2016年度以降、参加希望者が10名以上集まった段階で、月1回土曜日19時ころより社会福祉法人恵和会ロビーで医療や介護の関与度に関する事前指示書の記載に関して、テキストを使ってともに学習することを計画しております。

参加ご希望の方はクリニック(51-1121)または在宅複合施設こまくさ野村(51-1128)までお電話ください(または直接受付でお申し付けください)。法人のホームページお問い合わせ欄よりのお申込みでも結構です。

参加希望者が10名以上になった段階でその都度開催日決定しご連絡申し上げます。

なお、参加費はお一人様 150円とさせていただきます。